キャッチコピーではなく、キャッチ概念を書く。(by advertimes)


無題

http://www.advertimes.com/20150528/article193159/

コピーライターの仕事は、ポスターや雑誌の
一部分にデザイン要素として言葉を添えるお仕事、
というイメージがあるのではないでしょうか。

確かに、そういう一面もあるんだと思います。
おもしろい一言や心温まるフレーズを
商品ポスターと一緒に当て込んで街に張り出す。

そして、その反響によって、
広告としての役割が担えたかどうかを判別する。

今でも、キャッチコピーは、
マーケティングの一部としては効果を発揮します。
ただ残念ながら、その限界があるのも事実です。
(僕の力量不足ということでもありますが)

ただ、最近のコピーライターの仕事の領域に
若干の変化が見られるみたいだ。

コピーライターは、商品を売るためにコピーを書く
ということから、言葉を使って人を動かすことへと
方向を変えているようである。

「時代が求めるコアコンピタンスの発見・合言葉化」を行うことで、
高知家のような「キャッチ概念」を開発することができます。

コピーライターが求められるスキルに、
言葉遊びの巧みさがよくあげられる。

「普通のことを、言葉巧みに言い表すプロなんでしょう」
なんて思われがちだが、実はそれだけではやっていけない。

彼らの仕事では、本質を見抜くチカラが求められる。
本質とは、なんだろう。

それは、時代や企業や消費者や
それぞれの単位で必要とされていることを
理解することや発見することにあるのだろう。

キャッチ概念がうまくはまると、
その言葉自体がリーダーシップを発揮してくれます。
あらゆる人をぐいぐい引っ張ってくれます。
有機的に育ちつづけてくれます。
そんな言葉を生み出すことに長けているのが、
やっぱりコピーライターなのです。

言葉で、人を動かす。
それがコピーライターの本来のあり方である。

人を動かすにも、カリスマ性やら
声色やら雰囲気やらと様々な要素はある。

それを言葉というツールで
人を納得させて、行動させるのだ。

ロジカルな説明も必要であるが、
言葉の力強さも人を惹きつける。

今までのコピーライターだったら、
このロゴ上にある
「スポーツ弱者を、世界からなくす。」
というキャッチコピーを書くことが仕事でした。
でも、今はそれだけではありません。
「ゆるスポーツ」のような
キャッチ概念を書いて、新しいルールを世界に提示することができます。

人に気付きを与えるのも、コピーライターのお仕事だろう。
ただ、今の仕事のあり方は少し変わってきている。

気付き、を与えるだけではなく
方向性を指し示す。

という仕事領域にまで踏み込んでいる。

今後は、より中枢の方へと活躍の場は拡がり
言葉で人を動かし、組織を動かすようになる。

それが凶器として使われるのではなく
正義の武器として言葉を使うようになってほしい。

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