コピーライターになるには?―宣伝会議1日目-2


4月25日
宣伝会議のコピーライター養成講座は午後に行われる。
13時から始まって、講座の終了時刻はおよそ17時くらいだ。
たまに、講師の機嫌が良い時は18時になるときもあるけれど、
基本的には怒りっぽい母のおうちの門限には間に合うよう終わる。

午前が終わり、午後一の養成講座の講義内容は
コピーライターの仕事術。というテーマ(仮)。

従来、コピーライターのお仕事は、ポスターやチラシなどの
デザインに加えたプラスアルファの要素としてでしかなかった。

言葉がどういう効果を与えるのか、
なんてことは見られてはいなかったし
むしろデザインやカタチなんかの方が、
売上UPの施策として重要視されていたというらしい。

何をもってして、キャッチコピーの仕事が成り立つのか。
キャッチコピーが成してきた仕事を取り上げると、素晴らしい仕事もある。

コピー界の大御所、糸井重里の「おいしい生活」なんかも、
名作として今でも評されているし、また、今で言うと、
LUMINEのコピーを担当している尾形真理子さんだって
数々のコピーが女性の心を動かして、
LUMINEのブランディングを高めている。

コピーライターは、自分で言葉を考えなければ、自分たちの仕事はない。
生んだ言葉が商品となり、売り買いされる対象物となるのだ。

コピーライターの中には、
勘違いをしている人が少なからずいるという。
それは、この職業をある意味、
芸能人的な立ち位置として認識していることが原因だと。

この誤認識で、若手のコピーライターは
えばるコピーを書きがちになってしまっている。
えばるコピーとは、寄り添わないコピーのこと。
「コピーライターが書いたコピーなのだ、おもしろいだろ」
とでも言うようなものを上げてくるらしい。

彼らが担おうとしているのは、売るためのコピーライトではなく
賞を取るためのコピーライトだ。

賞を奪い合うコピーライターの姿勢は、コピーにも影響を受ける。
「俺のコピーの方がいいのだ」という気持ちが書いたものは
受け手にとって、ウザさや気持ち悪さを与える。

そういったコピーの温度感は伝わる。

コピーライターの仕事への姿勢は、
謙虚な姿勢で、丁寧に振る舞うべきなのだ。

広告は、普通は見られるものではない。
むしろ、嫌悪感を抱く人だった少なくない。

たとえ、広告を見てくれたとしても
10人いて1人がいるかどうかの割合だ。

そんな見られない広告を、見られるように言葉を添える。
コピーライターとは、そういうお仕事をしているのだ。

それならば、せめて広告を読んでくれる人に対しては、
それ相応の最高のおもてなしを提供すべきなのではないだろうか。

そんな風に考えさせられた宣伝会議の初日講座であっした。

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