30年前の手紙-『60歳のラブレター』


60歳のラブレター書く

拝啓
60歳の浩平さんへ
未来への手紙、あなたはバカバカしいと仰ったけど、私はこっそり書いてみます。

お元気ですか、この手紙が付く頃は、定年退職した白髪頭のお爺ちゃんでしょうか。私もしわくちゃのお祖母ちゃんでしょうね。

考平さん、あなたが私をすきじゃないのは知っています。父に言われて仕方なく結婚したの。こんな地味で面白くもない女、当然だと思います。でも私は、決して嫌々結婚したわけではありません。初めてお会いした時、ちょっとジェームスディーンみたいで素敵だなと思いました。

世間知らずの不束者ですが、一生懸命頑張って、きっといい奥さんになります。いつか考平さんに私の事本当に好きになってもらえるように。

この手紙を白髪頭のおじいちゃんとしわくちゃの私が縁側でお茶を飲みながら読んでいられたら素敵ですね。画家志望だったという考平
さんの絵もいつか見せて下さい。

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