自分では気付かない「何か」を見つけること。


全城热恋

女性を惹きつける男性の仕様はわりと決まっている、と思う。
幼少期に触れた漫画や小説、ドラマの中で語られている人物像に影響された仕様、なのだろう。

それは、くねっとした茶色い髪、誠実で元気で明るくて、常に笑顔で犬のような男。
物語の中で形成された画一化された男性像を理想とするのは、初恋の人を今でもなお引き摺る様子と似ている。純粋だった頃の思い出からは逃れられないのが人の性なんだろう。

のはずなのだが、世の中はそれらとは毛色の違う男性が他人を魅了しているのを目の当たりにする。くねっともしていない毛のない頭で、暴力的かつ不誠実、熊のような凶暴な男性が人に好かれていたりする。

人は人、自分は自分。

と片付けるのは簡単で、事実、そうである以外考えられない場合も多い。
彼らには彼らの、違う何かがあるんだと思う。そう考えた方が後味が良いし、円満に事が済む。

ただ、時に、この事実に恐怖心を覚える。

自分が見えてないところがあって、実はそれが彼、彼女を表徴する
大きなウェイトを占めていたりするとしたら、とても恐ろしい。

自分にとっての正解が、別の相手にとっては不正解である、ということ。
それは自分の中の常識が世にとって非常識である、という事実も隠れている。

常識は、明文化されない感覚的なものだから、
自分が他人と違った行ないをすれば理由もなく非難されてしまう。

なんとなく嫌いだとか、生理的に無理だとか
言語化できない感覚的な感情が、他人を誹謗する。
己が持っていない正解を受け入れる事ができないから
起こってしまうんだろう、と思う。

正解があるから、不正解があって不正解を持つ者は除け者にされる。

きっと、他人を魅了する人は、正解をたくさん持っている人で
それらの数は無意識下で培わられてきた小説やドラマでの
主人公たちから学んだ人間性が豊富な人のこと、なんだろうな、と思う。

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